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AIの発達とマイナンバーカード

AIとマイナンバーカード ぶろぐ

10~20年以内にAIにその仕事を奪われ、無くなっていく職業というものが米国のオックスフォード大学と野村證券による確率計算にて2015年に打ち出されています(あくまでも予測ですので、その通りになるとは考えていませんが)。

同時に発表された今後残っていく職業の主なものは

クリエイティブな職業は無くならない

・クリエイティブな職業(ミュージシャン、画家他)
・介護関連
・医療関連
・児童関連
・人と接する職業(営業職他)

などが多く見受けられます。

クリエイティブな職業はその人その人の向き不向きに左右されると思いますが、今から資格を取得して、今後の人生を生き抜いていくためには、AIに奪われることのない職業の中から自分に合ったものを見つけ出しトライしていくべきではないかと考えている次第です。

その中で法律で守られた国家資格は、法律から変えないといけないことから、最後まで残る可能性が高いと考えています。

しかしながら重要な資格であってもその内容は簡略化されていくものもあると思います。
個人的には仕事が簡略化されていくと、重要性が下がるため、収入が少なくなる可能性があると思います。

以前、税理士である友人とお話をさせていただいた内容です。
私の考えとほぼ同じでした。

政府が普及を推進している『マイナンバーカード』にはご存じの通り、ICチップが入っています。
ICチップには様々なデータを入れることができますが、最たるものはこれにより個人の財産(収支)の把握ができてしまうということです。

現在、職場等でマイナンバー(個人番号)の届け出を言われていると思いますが、伝える事により『収入額』を把握(記録)することができます(源泉徴収分の情報含む)。

次に銀行でもマイナンバーの届け出を言われます。
現在は義務化が見送られた(政府は時間をかけて義務化したいとのこと)ため任意ですが、口座開設の時などにお伝えされた方もいらっしゃるかと思います。

これにより個人の収支がわかります。
さらにはマイナンバーカードの残り半分に免許証の情報やクレジットカード、ポイントカードの機能を入れていくことも可能です(というか政府は目指していると考えます)。

マイナンバーカードにすべてを集約

これらの動きはアメリカの社会保障番号の制度を日本にも。という動きだと思います。
これが進めばデジタル化が一気に進むことになります。この流れに沿ったデジタル庁の設置です。

政府は23年3月末までにほぼ全国民のマイナンバーカード取得を目指していますので法制化されることでしょう。

すでに免許証とマイナンバーカードの一体化について、日本政府は2024年度末の実現を目標とするとしています。

以前からカードがたくさんありすぎて財布にも入れられないし、カードケースを別途持ち歩いている私からすると、一枚のカードにまとめることができるというのは大変嬉しいことではありますが、ドジな私は紛失や盗難にさらに気を付けないといけませんね。

さて、すべての情報がマイナンバーカードに集約されるとどうなるのか。

・収入額の把握
・支出額の把握(クレジットカード支出の把握も含みます)
・確定申告にもマイナンバーが必要なため、税務関係はすべて把握
・財産の把握

これが端末一つあればお金に関することは全て把握できてしまうということは税理士さんの仕事はとても少なくなる可能性が高いということでした。
脱税をされる様な方は方法をいろいろと考えるのでしょうが・・・(ダツゼイ、ダメ、ゼッタイ)

ですので、今後、税理士さんの仕事はアドバイザー(コンサルタント)的な働き方に変わっていくと思うと言っていました。逆に考えるとアドバイザーとしての能力が優れている税理士さんは一気に収入を伸ばすチャンスかもしれません。

AIの発達で起こること

他の業界でも技術の進歩はすさまじく、例えば農家さんの技術さえもデータを入れてしまうことでAIにその役目を取られてしまいます。

現に、おいしい作物を作る農家さんの栽培方法(例えば水をどのタイミングでどれくらい、どのように与えるか等)の聞き取りを行い、その通りにプログラミングして機械的に栽培を行うことで、同等かそれ以上の美味しい野菜を作り出している企業もあります。

せっかく取得した資格や技術が20年もしないうちに価値のないものになることは避けたいと思いますので、当サイトでは、今後も必要になってくる職業や技術に重点を置いてご紹介できればと考えています。

幅広く大きな目で世の中の動きを見ていくことが大切だと思う今日この頃です。

最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

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